HISTORY
土地探しから、今までの経過、今後の予定までのリバージュ史がご覧いただけます
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ガーデンカフェ リバージュができるまでの歴史をご紹介いたします
2019年12月の島スクエアフォーラムの発表を基に構成しています
ついに土地を入手(2015.12)
背丈より高い草が生い茂り、地面が平坦かどうかすらわからない状態でした。
でもここしかないと思ったのは、この美しい景色にほれ込んだからです。海を眺めていると、波の音と小鳥のさえずりが聞こえ、耳を澄ますとかすかに滝の水音がし、自然を肌で感じることができて、とても感動しました。
お正月にはこのように初日の出を見に、多くの方がいらっしゃいます
インフラ整備(2016.4)
道路は家の前に歩道も区分整備された10m道路が走っていたので、完璧でしたが、中国電力さんにお願いして、電線を延長していただきました。景観上、予算があれば地中埋設にしたかったところですが、そこは我慢です
井戸は80mほど掘って、やっと豊富な水量を確保できました。今では水質検査を元に調査研究して、イオンソフナーという塩を利用した浄水器を設置して、よりおいしい水を実現しています
浄化槽ができて家が完成するまでの間は、仮設トイレのお世話になっていました
平日は山口で仕事をし、週末になると大島に通い、キャンピングカーで寝泊まりして作業をしていました
お風呂は片添の遊湯ランドに回数券を買って通っていました
山の開拓(2016.5)
知り合いの山林組合の方に手を貸していただきました
もちろん任せきりにする私たちではありません
及ばずながら、電動チェーンソーも購入し、プロに交じり一緒に木を伐りだして、運搬作業もしました
プロのすごさと自らの非力さを思い知りましたが
山を削る(2017.6)
ここは重機の出番で、まさか手で掘ることは断念しました
家屋の建設・測量・基礎(2017.6~2018.2)
山から滝のような小川が流れてU字溝から途中の建物の基礎とバッティングしたため塩ビパイプを埋設して敷地外の道路排水まで流すように作り変えました
又、家屋の建設では多くはプロの手に委ねましたが、トランシットによる敷地測量から基準の墨出し、アンカーセット、
足場にも上がり、土台や大引きや軒の鼻隠し等の木部防腐剤の塗装をしたり、
床下・壁・天井裏の断熱材を入れたり、内装ボードのビス打ち、窓ガラスにはUVカットシートを貼り、レースのカーテンやカーテンポールの設置等々自分たちで出来ることはやりました
アイランド型のキッチンや洗面化粧台、トイレとの間仕切り壁、又2階のカウンターや、FBによる手摺や笠木の加工・階段と部屋の木材間仕切り等、これらは木材の選定から切断、加工、塗装、流し台や洗面器の設備器具まで、知人の木工加工場と機械をお借りして私達ですべて自主製作しました
バルコニーの床材については、先に紹介した木工加工場で、中古のイペという南洋材(バルコニーの王様と呼ばれるほど貴重な床材)を格安で譲って戴きまして、これを自分たちで加工し、土台から組み立てて造りました
FBの金物手摺については土台の鉄骨に溶接をしなくても市販の金物を利用してボルトナットのみで強度を確保し、誰でもがレンチ1本あれば組み立てられる簡単な方法を創意工夫しました
玄関に通じるアプローチの階段やバルコニー下の石垣から建物を中空に持ち上げた設計にした主な理由として、近年の土砂災害等に対応する事と、景観と展望を維持する為にこの様なピロティ形式を採用しました
集中豪雨(2018.7)
インフラ整備の時にもお話ししましたが、敷地の北側には山から滝のような小川が流れていますが、2018年の7月の豪雨の時に、井戸のポンプが土砂に埋もれて、水も使えなくなって、悲惨な状況で、
2019年末まで地下部分が浸水したままになっていました
この状況が又、起こらないように、地下室入り口前には水中ポンプの設置と、
↑ ホースを入れて、サイフォン式で排水
水路のう回路を兼ねた小川を作ることにしました
井戸ポンプは建物から吊り下げて水に浸からない高い位置に設置しなおしました
👆 ビフォー アフター 👉
外構の整備(2018.10~)
野面積み(玉石程度の石積み)の石垣や階段の石組もがんばって全部自分たちで積み上げました
石組の途中では郵便ポストの組み込みや既存の石に自ら銅線で作った表札も取り付けました
先の集中豪雨で弱点となった場所を補強しつつ、U字溝も二人の手作業で高さを合わせながら設置しました
玄関アプローチの部分は、屋根の雨水の排水も地面の中に塩ビパイプをつないでU字溝に接続し、自然石を地面に埋め込み踏み石の様なアプローチでアクセントを付けました
枕木も地下への階段の石組や石垣の石も一つ一つ人力で持ち上げての過酷な作業でしたが、仕上がりには満足です
芝 生 (2019年5月)
調査研究を重ねて、鳥取で生産されているTOYOTA自動車のTM9という改良種の芝が大変良いという結論に達して(手入れが簡単である事)、土造りから念入りに行い、やっとの思いで迎え入れました。今のところ美しく育ってくれています
土造りは大型のふるい(自家製作したもの)を利用し、前年集中豪雨で流れてきたジャマな山砂をふるいにかけて芝生の下土として有効利用させてもらいました
ログハウス (2019年8月)
ログハウスキットで、自分たちで製作したほうが、在来工法で同じ規模の木造を手造りするよりもはるかに安価で、仕上がりが早く、加工組み立てが簡単である為、店舗はログハウスに決定しました
基礎と土台は夫婦二人で造り、小屋の屋根の組上げは友人に手を貸してもらい、二人で一週間で造り上げました
2019年12月時点ではここまでできていました。
現在は店舗に併設し屋外トイレ、ガーデンも完成し、下記の写真のような状況です